やっと期末試験が終わりました。
試験前日に「こんな内容の講義だったのか」と感心したり、試験中に「必須」と言う字が思い出せなかったり、「矩形」の読み方を初めて知ったり、と濃い試験期間でした。
いろいろ貯めていたあれとかあれを進めないと・・・で、今日はこれ。
クリエイティブからZiiチップ搭載の高性能 Android端末 Zii EGG （Engadget Japanese）
なんだか説明が難しい一台ですが、全面タッチパネル式の携帯端末。
クリエイティブというと"ZEN"というシリーズの音楽プレーヤーがありますが、これはちょっと違う。
ここにくわしく載ってますが、Androidとplaszma OSを搭載してます。
で"Plaszma OS"ってなんじゃい・・・って話ですが、
Plaszma is a powerful open standard platform that allows you to transit swiftly from application development, to reaping profit from your innovation.
The Plaszma OS is a robust, full-featured multi-tasking Operating System built on a Linux 2.6 kernel. This enables the creation of native and web-based applications that are significantly enhanced by the advanced 3D media and communication capabilities of the ZMS processor and Zii Plaszma Platform.だそうで。まあネットワークとマルチメディアに強い携帯端末用OSってところでしょうか?
さて本体はというと、
・115 x 62 x 12 mm , 108g
・3.5インチ、320x480ドット、10本指まで認識できるタッチパネル
・1200mAH rechargeable lithium-ion
・メモリ256MB
・Wi-Fi 802.11 b/g
・Bluetooth 2.1 + EDR
・3軸加速度センサ
・SDHCカードスロット32GBまで
・USB 2.0 Mini-B
・Supports 720p and 1080p HDTVs via HD cable
・Composite video out
・Headphone socket, built-in speaker and microphone
・Dual cameras（HDとVGA）
だんだん面倒になって最後の方はそのまま引用ですが、こんな感じ。
えらくハイスペックですね。このサイズで1080p映像出力できるってホントかいな。しかもコンポジット出力もあるし。
タッチパネル10本指はどう考えてもオーバースペックだけど、まあすごいだろ的なアピールでしょうか。3.5インチに指10本置いたら画面見えないって。
で、心臓部にはZiiというチップが入ってます。先のEngadget Japaneseによれば
「ふたつのARMコアと各種 I/Oやコントローラ一式に加えて、24個のプログラマブルな「Processing Elements」(PE)を載せることで演算性能と柔軟性を実現したというポータブルデバイス向けのSoC」
だそうで。
マルチメディアに強い小型プラットフォームと言うと、
T-01Aに入ってる
Snapdragon、
ZuneHDに入ってるらしい
Tegraなんかがありますが、このZiiもなかなか強そうですな。
それぞれの違いでいえば、メインプロセッサが速く通信モジュールまで含めてモバイルコンピューティングに強いSnapdragon、GPUのnVidiaらしく3D処理が強く省電力なTegra、Plaszma OSと合わせてソフトウェアやインターフェースを充実させるZiiといったところでしょうか。
まあライバルはやはりTegraでしょう。Androidが動かせるとかグラフィックが強いとか共通点が多いです。
でもまだこの手の小型プラットフォームは登場するんじゃないかな。業界のことはよくわかんないけど。TIあたりなにかすごいもの作ったりしないかな。
んでこのZii EGG、
USAのクリエイティブのサイトで399ドルでPlaszma OSの開発キットとセットで予約受付中。
399ドルっていうと
ウォークマンのXシリーズ、NW-X1060(32GB)と同じくらい。
おお。日本でも売ってほしいなあ。
ああそうだ、携帯音楽プレーヤーってことならJVCケンウッドにも期待です。
「JVC・ケンウッド・ホールディングス」本日設立 － ロケフリ生みの親が“カタ破り"な製品を開発中 （Phile-web）去年の10月の話ですが、「真のモバイル機器」を開発中で、1年以内に紹介したいという話でした。
ビクターもケンウッドもポータブルプレーヤーの音質にはなかなか定評がありますし、これも期待したいものです。
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