一ヶ月ほど前の話ですが、分散コンピューティングを始めてみました。
分散コンピューティング(もしくはグリッドコンピューティング)というのは、世界中に何億台もあるPCの余力を使っていろいろな研究を進めようというものです。
たいていのPCは使ってるときでもCPUの使用率に余裕があるので、その余った分を役に立つことに使えばいいじゃないか、という発想ですね。
ここの説明も参照しつつ。
現在World Community Gridで進められている研究は
コチラ。医学、生物学系が多いです。
化学(とくに有機)は苦手なのでよくわかりませんが、がんとかの病気に効く新薬開発には相当量のシミュレートが要るみたいで、それはスーパーコンピューターで計算してもかなり時間がかかるらしいです。しかし一般にある何万台何億台のPCの余力を使えば、それはもっと早く終わるみたいです。
発想としては元気玉みたいなもんですが、PCで作業したり遊んだりしてる間に少しでも世の中の役に立てるかもしれません。
んで、じっさいに導入するにはどうしたらいいかというとですね。
下のバナーをクリックして、分散コンピューティング用ソフトをインストールする必要があります。あとはメンバー登録をちゃちゃっと済ませればOK。そんなに面倒ではありません。
CPUの負荷が低い時だけ分散コンピューティングに参加するとか細かい設定もできるので、よほど非力なPCでなけりゃあ設定をうまくしてれば他の処理が遅くなったりすることはあまりないと思います。
PR