渋谷にある「明日の神話」、岡本太郎作を見てきました。
井の頭線から乗り換える通路に飾られています。
大きいので歩き回りながら見てましたが、強いエネルギーを感じます。
まずは先入観無く見るのがよいでしょう。
人通りの多い場所ですが、じっくり見るといろいろ感じるものがあります。
個人的な感想は続きに。
まず目を引くのは中央の人のような何かです。肋骨が外に向けて広がっているようにも見えます。これは炎に焼かれた人なのか、忌まわしき炎そのものか。
その両脇には火の中に立つ黒い人影。広島長崎の爆心地近くではあまりに高温を受けて遺体は無く影だけが残っているという状態だといいますが、その影なのかも、と思えました。
水平線と船、魚が右下に小さく描かれていますね。その近くでは黒い血管のような線が昇っていますが、この線がさっきの黒い人影に見えてしょうがないのは自分だけでしょうか。
左を見ると、黒い手のようなものが。これも黒い線が入っていて、やはり人に見えます。
左端だけは明るい色使いで、柔らかく曲線的に佇む3人。ここには何が託されているのでしょう。それはきっと見る人次第でしょうが・・・
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