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視野4π:

~想いをかたちにかえるんだ~ と意気込んで、日々の感覚をここに留めおこうと。 でもまだスタイルを模索中。

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台風が心配です。

さて、昨日パラリンピックが閉幕しましたね。
オリンピックとダブル出場の選手もいたり、レベルの高い大会と評されました。
障害者のオリンピック出場に当たっては、例えば義足が「ばねなどの推進力を発するもので不正行為に当たるか」というようなことが争点になります。

何度も話が出たピストリウス選手の場合、結局スポーツ裁判所で「反則ではない」旨の判決が出されたそうですね。
これはどうなんでしょう。

これから先工学や医学の進歩により、障害者用の便利で高機能な補助器具ができるでしょう。
健常者の感覚とまったく同じように動かせて触覚などの感覚もある義足や義手、人口眼などができる日も遠くは無いはずです。
それは障害者にとって、日常生活の面では大変ありがたいはずです。車椅子や盲導犬や介助する人が必要無くなり、健常者と同じ生活を営むことができます。

では、これが障害者スポーツに取り入れられるとどうなるのか、です。
先に述べたようなハイテク義足(というより人口脚)は、脳からの信号を受けて人口筋肉を動かすような仕組みかもしれません。その場合、超強力な人口筋肉が開発されればそれは「人間の筋肉よりはるかにしなやかで強く、疲労しない」という特徴を持っていることでしょう。

それって、いわゆるサイボーグですよね。
パラリンピックは遠くない将来、ヘタをすればサイボーグたちの競技大会になってしまうのかもしれません。そして、こういう人口の筋肉や他の体の器官は、健常者の大会でもドーピングに代わる不正な強化として問題になるかもしれません。


まあそれはそれで健常者と障害者の区別が無くなったと言えないこともないんですが・・・サイボーグたちの戦いをスポーツと呼べるでしょうか。


今の時点では義足はただの板のようなものだし、反則で無いと言われても納得できないことは無い・・ですね。
レーザーレーサー問題のとき「水着が泳ぐわけじゃない」という発言が話題になりましたが、同様に「義足が走るわけじゃない」ですからね。
しかし、これからの補装具や競技としてのレベルの発達を見込んで、早めのルール作りが必要です。

どこまで補装具を認めるか。
パラリンピックとオリンピックの線引きをどうするのか。

大会の主催者側やスポーツ選手だけでなく、補装具を製作する側も交えて話を進めていくことが必要でしょう。

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