先日COWON D3を取り上げましたが、よくよく考えてみたところ、音楽プレーヤー+Androidというのはけっこう捉え方が難しいですね。
プレーヤーを中心に考えるなら、利点は「Androidアプリが使えて、ネット上のいろんなものを再生できること」、欠点は「バッテリーが持たないこと」。
Androidを中心に考えるなら、利点は「再生音質がいいこと」、欠点は「公式マーケットが使えず、WiFiでしか接続できないこと」。
自分にはどっちにしても欠点のほうが大きいような気がしてしまいます。音楽プレーヤーとAndroid端末は別にしたほうがいいようながします。
そもそもAndroidケータイは音楽再生しなくてもバッテリーもたないしね。
Androidを触ってみたいならやっぱ3Gでネットにつなげてマーケットも使えるほうがいいよね。でもケータイ会社との契約とか2年縛りとかは面倒だよね。
・・・というわけで、ドコモのネットワークに接続できてテザリングもできて料金は一括先払いで本人確認も不要という方法を選ぶことにしました。
すなわち日本通信の
IDEOSです。
とりあえず、ハードウェアとしてはAndroidが動く最低限という感じです。Flash見れない(CPUのアーキテクチャのせいらしい)し、画面は小さいし。
まあ方向キーと決定キーがあるのはありがたい(しかしあまり押しやすくはない)んですが。
日本の大手キャリアから出ているAndroidスマートフォンと比べると一回りも二回りも貧弱です。ルータとしても他のところの最新機種ほどにはバッテリーは持ちません。
あと、SIMはb-mobileのU300というやつなので300kbpsです。あまり速くはありません。
放課後のプレアデス動画サイトなんかもWiFiじゃないと無理です。
また、マーケットは使えますが一部のアプリはダウンロード出来ません。というかマーケットの該当ページにアクセスできません。
そんな感じで全方位力不足といえばその通りなのですが、Mbps級の速度が必要だというでもなくバリバリにAndroidを使うでもなくルータがないと外で困るでもなく、そしてあまりお金はかけたくない自分にはちょうどいい感じです。
やはり、ルータ+αな一品だと考えるのがいいでしょう。もちろんα=Androidなのですが、GMailやGoogleリーダーやOpera Mobileなんかはまあ普通に使えるので単体でもそこそこ便利です。
値段的にもわりと手を出しやすいし、合ってなくても手放すのは楽です。面倒な契約とか無いから。
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