メニューから「トランク」を開くと、「モバイル」「デスクトップ&Web」「ハードウェア」「関連ツール」「ノートブック」と5種類のメニューがあり、Evernote関連のいろんなものが紹介されています。
・「モバイル」はEvernoteと連携して使えるいろいろなiPhone/iPadアプリが紹介されており、作者やApp Storeへ飛べるようになっています。
・「デスクトップ&Web」はEvernote使うと便利だよ的サイトやブラウザ用拡張機能などの紹介。
・「ハードウェア」はその名の通り、Evernoteにデータを放り込むために便利な機器を紹介。
・「関連ツール」はグッズとかの紹介。
・「ノートブック」はなかなか新しい機能で、ユーザーのノートブックにコンテンツを配信するものです。同期機能によって新しい記事を取得するわけですが、このときの通信料はユーザーの使用量には含まれません。
これは電子書籍サービスに新鋭登場ですね。Evernoteは既に世界的に多くのユーザーを持っているし、Evernote内でいろいろ読めるなら手間もかからない。
さて、このトランク機能。Evernoteが収益源を増やすという面もありそうです。トランクに載せられているサービスや製品のプロバイダからEvenoteがなにかしら貰っている可能性は高いし、将来はEvernoteのサイト/クライアント上でハードウェアが購入できるようになるらしいし。
Evernoteは基本サーバーとユーザーという縦のデータやりとりしか無かったんですが、これからはユーザー同士や外部とのやりとりも多くなってきそうです。
さて自分はEvernoteの無料ユーザーで、有料サービスの「プレミアム」とはいくぶんサービス内容が異なります。
詳しくは
ここで見ていただくとして、プレミアムの利点は「容量」「共有」でしょうか。
が、Evernoteのプレミアムユーザーになるという方法の他にも、Microsoft Office OneNoteとWeb Appsを使うという方法もありじゃなかろうか。
OneNoteはMS Officeのソフトの一つで、
こんなふうに使える(リンク先はOneNote2007、現時点の最新版は2010)らしいです。「Office Home and Business 2010」や「Office Professional 2010」に入ってるので、使わずにスルーしている人も多そうな気がします。ちなみに自分はMS Office持ってないのでくわしくはわかりません。
ただ、マルチプラットフォームでシームレスに使いたいというのならEvernoteのほうがいいのかなーと、なんとなく思います。それに、「トランク」から伺えるEvernoteのこれからと、OneNoteのこれからは方向性が違うように思えます。
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思うに、Evernoteのいいところは「どこからでもアクセスできていろんなものがアップできて管理しやすい」ということ。
オープンソースで似たようなの開発されてないかなあ。データを保存するサーバーを自分で選べたりすると便利だと思うんだけどね。容量制限があるとのびのび使えないんだよね。
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