いよいよ今日からアニメ新番組シーズンですね。
あれって深夜じゃなくて「早朝アニメ」にすれば多くの若者が健康な生活を送れるのに・・・とおかしなことを考えつつ、昼は
(台詞)壮絶な…眠気…
との戦いの日々の始まり。
あ、しかも
マクロスアルティメットフロンティアもあるんだ。寝る時間ねえ。
んで、最近の音楽界ではアニメや同人、ボカロ系がそこそこの存在感を出しているという現況についてすこし思ったこと。
最近はミクのベストアルバム(詳しくは知らない)が出たり、JOYSOUNDではボカロ曲が大人気だったりとなんかそういうのが増えてる気がします。
でこれはどういうことなのか、と。
このところミクをはじめとする制作ソフト、および動画・音楽投稿サイトの充実により暇人が暇つぶしで作ったみたいな音楽でも多くの人に聞かせる環境がかなり整ってきました。そこにある音楽とはどういうものか・・・というと。
ここで「食」を考えてみると、それと状況似てる気がするんですね。
自分なりに食における世の中の動きを振り返ってみると、
だんだんファストフードやジャンクフードが(主に都市部で)幅を利かせるようになる
→鰻事件や餃子事件、TV番組や出版物の影響によって安全を求める声が大きくなり、自然派の良さが見直される
という流れがあったかなーと。
して、今の音楽界の状況はこれの上の段の時期になってきてるんじゃないのか?と思ったりするんだ。合成音声や加工音声(○○ュー○の曲とか)ってちょうど合成調味料みたいなもので、刺激的な味がするからけっこう人をとりこにしてしまう。そしてこの味に慣れてしまうとなかなかもとの味覚には戻れない。
それで食の場合、今は産直とか地産地消が人気あるし、人間は本来何を食べるのがいいのかというのはある程度取り戻せてはいるんじゃないかなあ。(やや楽観視)
そういう回帰が音楽でも起こればいいなと思ってます。けいおんブームはその回帰現象の萌芽なんじゃないのかなと思ったりもします。
音楽たるもの、魂を込めた歌やメロディが必要でしょう。というか、音楽ってそもそも気持ちを表現したり何かを捧げたりするために人間が生み出してきたものだからね。どんな文化にも音楽はあるっていうし。
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