場所は国立新美術館、開催は明後日14日までです。乃木坂
春香駅には美術館直結の出口があって便利です。それにしてもなぜ千代田線はあんなに地下深くを走っているんだろう。
開催概要 | 平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭 | 文化庁メディア芸術プラザさて、何を展示しているのかというと、その名の通り「メディアアート」。
と言われてもよく分からないのですが、
・アート
・エンターテインメント
・アニメーション
・マンガ
の4部門を中心にしていろいろなものが展示されています。ってあまり説明になってないか。
じっさい会場の中はどんな感じかというと、
平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭 フェスティバル情報 | 文化庁メディア芸術プラザここのページ中程のPDF「会場案内図」を参照されたし。
写真撮りたかったんですが、場内は撮影禁止でした。まあ映像作品の展示も多いからね。
んで、自分は。せっかく来たので
やっぱりアニメばっかり見て一通り全部回ってみました。
全体的には「そこかしこにいろんなものが置いてある」と言う感じでした。展示物の量からすると会場はあまり広くないですね。
また、興味あるとこだけサラッと見た方が楽かもしれません。
一つ一つに個性があってジャンルもいろいろなので、短時間でたくさん見ると精神的にもけっこうくたびれます。
小さい上映コーナーではほぼ一日映像作品の上映をやっているようなので、今回は「センコロール」を見てみました。オトナアニメか何かでタイトルだけ見たことがあって、下野紘と花澤香菜の共演ということも知ってはいたので、ちょうどこの機会に見てみるか、と。
残念ながら、最初の数分を見逃してしまった&付近の別の展示物がうるさくてセリフがあまり聞き取れなかったので若干把握しきれてません。
が、謎の生物「センコ」とそれの同類と思われる生物たちの変形というか変身、建造物の写実的な描き方は目をひくものがありました。あれを一人でやったというのはなかなかたいしたもんです。
ストーリーは・・・台詞が一部聞こえなかったのでなんとも。(汗
そして会場なんですが。けっこう混んでたし(隣の部屋の書の展示とは大違い)、もっと余裕を持たせないと楽しめないんじゃなかろうか。重大なのは音で、付近の展示からの音で聞きたい音が聞こえないという事態になっていました。音がメインとなる展示物やアニメーションをじっくり見たいときには致命傷です。なんとかしてくれ。
ところで。
メディアアートってなんだろうね。
よくわらないからカタカナ語でごまかしてる気がします。「メディア」っていうと報道機関とかメモリーカード類のことだから、「メディア」=「情報を伝達するもの」?
思うに、「高度な科学技術を表現or作成に用いた作品」というような定義でいいんじゃなないかなあ。まだ「高度な科学技術」の部分が曖昧ではあるけど、そこをどう言えばいいのか正直よくわかりません。
で、上の定義だとマンガや手描きアニメーションはメディアアートではないということになりますが、それでいいと思います。
実際にメディア芸術祭って見てみると作品ごとに方向性がバラバラなんだよね。
メディアアートって「創造力・技術力・表現力」が全て求められるので作るのが大変、理解するのが大変。・・・いや、理解に関しては「直感的にとらえられる作品」を作らなきゃダメか。
まだまだクリエーター側もフェスティバル側も手探り状態なのかもしれません。一般人にはあまり馴染みが無いもんね。
さて、そんなメディアアート制作に役に立つかもしれない「
AMD VISION Pro」対応のThinkPad X100eとEdgeの実機にも触ってみたので(ヨドバシカメラで)、その話はまた明日か明後日に。
※追記
その話、書きました。
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