で、実際どんなものかということで、気になったところをピックアップしてみます。
X100e:
・AMDプラットフォーム(具体的なプロセッサやチップセットは不明)
・11.6インチHDディスプレイ(1376x768と予想)
・軽量構成だと3ポンド(1.36kg)以下
・ウルトラナビ(トラックポイントとマルチタッチ対応タッチパッド)
・6列(!)キーボード、矢印キーが小さい
・インターフェースは、USBx3,VGA,マルチカードリーダー,有線LAN(ギガ),ヘッドホン
・本体カラーに赤がある(!)
てなところ。引っかかるのは、
- スペースキー下のボタンとタッチパッドの間に隙間を作って欲しいね。ボタン押す際にうっかりタッチパッドに触っちゃうことがあるから。
- ThinkLightないの?
- できればUSBは3.0がいいなー。
といったところ。
Edge
・「Powerful dual-core processors」 (…って何だろう?流行りのCULV?)
・13.3インチディスプレイ
・GPSつきWWANやWiMAXがオプション
・ウルトラナビ(トラックポイントとマルチタッチ対応タッチパッド)
・6列(!)キーボード、やはり矢印キーが小さい、F1~F12はFnキーとの同時押しになるようだ(というか、Fキーとホットキーが入れ替わってるような感じ)
・インターフェースは、USBx3,VGA,HDMI,マルチカードリーダー,有線LAN(ギガ),ヘッドホン
・本体カラーに赤がある(!)、天板カラーにかかわらず側面は白になるようだ。
てな感じで、ひっかかるところもX100eとほぼ同じ。あえて言うなら、「なにゆえEdge?」というところ。わざわざ今までのXとかTとかのシリーズから外しているのは何なんだろう・・・
こうして見てみると、けっこう似てるような気が。
しかし、どちらもThinkPadという感じではないねえ。ThinkPadの特長には「7列キーボード」や「ThinkLight」があるのですが、それが無い(X100eは筐体小さいから難しいんだろうけど)。しかもキーボードはアイソレーションタイプだし、配列が変。矢印キー(小さい)のところにPgUp/PgDnがあるよ゛。最近のThinkPadでは進む/戻るキーがあるところなんだけどね。さらにEdgeでは右のAltとCtrlの間にPrtSc。わけわかんね。
・・・まあキー配列は変更できるけどね、猫まねきとかXmodmapとかでね。それに日本語キーボードでは変わってるかもしれないし。
んで評価出来るところももちろんあります。ウルトラナビが一応あるし、LenovoがThinkPadの名を冠するくらいだから、作りはしっかりしているんじゃないかな?
値段次第ではかなり魅力ある機種だし、日本での登場も楽しみですが、やっぱりThinkPadってつけるのはねえ。なんか違う気がするんだよねえ。
最近キーボード面がのっぺりしたノートPCが多くてやだなーと思ってるんですよー。あれって見た目はソリッドでかっこいいんだけど、キーやボタンが押しにくかったり触感がぺとぺとで気持ち悪かったりするんだよねー。(・・・というのはLatitude E6400を使った感想。)
そんな中でThinkPadは半ば孤軍奮闘している(他にもLet's noteなんかは独自色強いですね)のでこのまま流行に乗らずにいて欲しいんだけど。どうなるのやら。
ところでこいつらは大和事業所で設計されたんだろうか?
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