何が良くなったかというと、M3Uプレイリスト。J3本体にある音楽を含むプレイリストが "No files"ってなっていたのが改善され、まともにプレイリストとして機能するようになりました。まったくやれやれ。
で、今回はいよいよUCIの話をしましょう。
UCIが何の略なのか実はよく知らないんですが、見た目を変えられるものです。Operaでいうとスキン、FirefoxでいうとPersonaです(てきとう!)。
そもそも、メニュー画面やら再生中の画面やらJ3のほとんどの画面表示はswfファイルを再生することで実現されています。swfはつまりFlashです。
で、しかるべき名前のswfファイルをJ3の"System\Flash UI"フォルダに入れてやると、しかるべき場面で再生されるswfファイルがすげ替えられるわけです。
これがUCIの正体です。
要するにFlashプレーヤーそのまんまというかまあ同じものです。
さて、実際どうなっているか、ですが。
COWONサイトのどこかで見つけた開発者向け資料&経験によると、左の名前のswfファイルがその右に書いてある画面として使われるみたいです。
mainmenu1.swf : メニュー画面1
mainmenu2.swf : メニュー画面2
mainmenu3.swf : メニュー画面3
music.swf : 音楽再生画面
movie.swf : 動画再生画面
radio.swf : らじお
ん!画面
record.swf : ろくおん!画面
dmb.swf : DMB視聴画面
text.swf : テキストメモ画面
picture.swf : 静止画再生画面
powerdicrun.swf : 辞書画面
setting.swf : 設定画面
browser_total.swf : ファイルブラウザ画面
ちなみにDMBというのは韓国版ワンセグみたいなもので、日本で売っているJ3にはそもそもDMB機能はついていないので気にしないことです。
どうせなら日本版J3にはワンセグつけてくれてもよかったのにね。
ついでにマニアックなことを言っておくと、J3で再生できるswfファイルは
・ActionScript 2.0
・Flash Player 7
じゃないとダメらしいです。ネットから落としてきたswfが再生できないよ!という場合はたぶんこれを満たしていないんだと思われます。
あ、そうだ、swfファイルはFlash Playerが入っているwebブラウザで開くことができますが、いちいちブラウザ召喚するのめんどくせえという人は単体Flashプレーヤーを入手しておくといいかもしれません。
Flex SDKのうち、" Adobe Add-ons for Open Source Flex 4 SDK"とかに入ってます。
次回は実際に使えるUCIの紹介をしたいと思います。お楽しみに。
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